SURUGAYA MODERN 誕生エピソードSURUGAYA MODERN 誕生エピソード

エピソード1

室町時代から560有余年続く当店は、煉羊羹発祥の店であり、江戸時代には紀州徳川家の御用菓子司を拝命していました。このような背景もあり「おいしさ」「伝統」については自負するところです。しかしながら、この先、たとえ1年先といえども今日と同じように、お客様が当店に足を運んでくださる保障はない。明日、明後日、1年後、そして500年後もお客様から愛される店であり続ける、そのために時代に即した菓子の必要性を感じたのが開発のきっかけとなりました。

エピソード2

伝統に囚われず、しかしながら和菓子店としての技と味を踏まえた商品、普段、和菓子を食べない人にも『和』の魅力に気づいてもらえるような菓子を目指しました。

エピソード3

和菓子の新たな魅力に気づいてもらえる菓子を目指していますが、それは、駿河屋として560有余年築かってきた伝統と技に裏打ちされたものです。姿は違えども駿河屋である、その伝統と技を大事にする思いをローマ字表記のSURUGAYAに込めました。
お客様の反応としては、まだまだ上々とは言えないと思っています。それは、お客様も当店に伝統と格式を求められているところが多分にあり、お客様が期待する駿河屋ではないのかもしれません。ただ、今は違和感をもつこの一歩が、500年後は伝統として受け入れられるようになっていると思い描き、新たな伝統に向け歩んでいます。

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